高校教師の動画を無料で視聴!口コミ&動画配信サービス一覧

いろんな意味で問題作、話題作の「高校教師」は、現在動画配信サービスでも視聴することができます。

1993年のドラマ「高校教師」では、最終回の視聴率はなんと33%という数字を叩き出しているんですよ!

ここでは「高校教師」を無料で視聴できる動画配信サービスや、実際に見たことがある人の感想・口コミ、あらすじや登場人物・キャストをご紹介します。

まだ、ドラマ「高校教師」を見たことがない人も、今だからもう1度「高校教師」を見たい人もチェックしてみてください。


もくじ

高校教師が配信されている動画配信サービスまとめ

「高校教師」は1993年にTBSで放送されたドラマで、以下の4作品があります。

タイトル メインキャスト 公開年月日 放送・公開メディア
高校教師 真田広之
桜井幸子
1993年(平成5年)1月8日~3月19日 TBS系の「金曜ドラマ」
映画「高校教師」 唐沢寿明
遠山景織子
1993年11月6日 映画
高校教師 藤木直人
上戸彩
2003年1月10日~3月21日 TBS系の「金曜ドラマ」

 

「高校教師といえば真田広之と桜井幸子!」という世代の方もいらっしゃると思いますが、それは1993年に制作された初回版になります。

このドラマ「高校教師」が大好評だったことから同年11月に劇場版が公開されているのですが、こちらはキャストが唐沢寿明・遠山景織子となっています。

2003年にも同じ「高校教師」というタイトルで続編が制作され、主演の2人は藤木直人・上戸彩になっています。

この3作品の「高校教師」が全て見放題で配信されている動画配信サービスは2つありました。

高校教師を定額見放題で配信している動画配信サービス

配信サービス名 月額料金(税抜) 無料期間 主な特徴
U-NEXT 1,990円 31日間 ・全シリーズ配信中!
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Paravi 924円 2週間 ・全シリーズ配信中!
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hulu 933円 2週間 ・ドラマ版2シリーズを配信中
・配信コンテンツは完全見放題!
TELASA 562円 30日間 ・映画「高校教師」を見放題配信中
・毎月もらえるビデオコインでレンタル作品も視聴できます
TSUTAYA TV 933円 30日間 ・ドラマ版2シリーズを配信中
・動画配信とDVDレンタルがあります。

 

高校教師をレンタル・PPVで配信している動画配信サービス

配信サービス名 月額料金(税抜) 無料期間 主な特徴
TELASA 562円 30日間 ・2003年版をレンタル配信中
Amazon Prime Video 月額:500円
年間:4,900円
30日間 ・映画版をレンタル配信中
・Amazon Primeの色々なサービスを利用できます。
クランクイン!ビデオ ・月額プラン:900円
・月額プラン(プレミアム):1,485円
14日間
※無料でポイントを利用できる
・映画版を配信中
・初回登録で3,000ポイントもらえるので、無料で視聴できます
ビデオマーケット ・スタンダード会員:無料
・プレミアムコース:500円
・プレミアム&見放題コース:980円
※その他NHKオンデマンドパックなどもあります
初月無料 ・1993年版と2003年版をレンタル配信中
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music.jp ・500コース:500円
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高校教師を見るのに1番おすすめな動画配信サービスココ!その理由は?

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結論!高校教師を見るのに1番おすすめな動画配信サービスはU-NEXT!

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U-NEXTの場合、これだけのサービスが無料で利用できるので、試してみないのはもったいないですよ!

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高校教師のあらすじ

1993年版「高校教師」は真田広之&桜井幸子主演の全11回シリーズ、1993年の映画は唐沢寿明&遠山景織子主演、2003年のドラマは藤木直人&上戸彩主演の11回シリーズになっています。

それぞれで完結していて、2作目(1993年)となる映画はヒロインの名前が「繭」という共通点はあるものの、1作目(1993年)とは繋がりがありません。

3作目となる「高校教師(2003年)」は1作目の続編となります。リメイクと言われることもあるのですが、正確には1作目の10年後の物語になります。

1・2作目の「高校教師」を見ていなくても3作品目だけを楽しむことができますよ。

高校教師(1993年)のあらすじ

第1話「禁断の愛と知らずに」のあらすじ

大学院助手から不本意に3ヶ月の条件で女子高・日向女子高校の教師になった羽村隆夫(真田広之)は、着任初日の朝に女子高の生徒・二宮繭(桜井幸子)と出会います。

その日、初めての授業を終えて帰る羽村隆夫(真田広之)を尾行した繭は、無理やり隆夫のアパートに上がり込みます。

そこに羽村隆夫(真田広之)の婚約者である三沢千秋(渡辺典子)が来て、二宮繭(桜井幸子)は慌てて帰ることになります。千秋は隆夫が勤務する大学教授の娘なのです。

しかし別の日、繭は千秋が隆夫とは別の男とラブホテルに入っていくところを見てしまいます。

第2話「嘆きの天使」のあらすじ

羽村隆夫(真田広之)が学校に出勤すると、いつも下駄箱に「助けて」と書かれた手紙が入っています。誰の仕業なのかはわかりません。

繭が隆夫の部屋に入っていくところを目撃した誰かが学校に通報していて、その件で隆夫は同僚である新庄(赤井英和)から注意を受けてしまいます。

そのため羽村隆夫(真田広之)は二宮繭(桜井幸子)を避けているのですが、繭は隆夫を慕っていて隆夫が顧問になったバスケ部に入部してきます。

その一方で繭の親友・直子(持田真樹)は想いを寄せている教師・藤村(京本政樹)にマフラーを渡そうとするのですが、藤村には裏の顔があり、直子は暴行されてその現場をビデオに撮られてしまいます・・・。

第3話「同性愛」のあらすじ

バスケ部キャプテンの佐伯麻美(中村栄美子)は同性愛者。羽村隆夫(真田広之)を慕っている二宮繭(桜井幸子)をバスケ部から遠ざけようとします。

麻美は部員に命令をして隆夫を倉庫に閉じ込めます。麻美にキスをされた繭は、初めて麻美の想いを知ることになります。

第4話「僕のために泣いてくれた」のあらすじ

嫌がらせを続ける麻美を羽村隆夫(真田広之)は生物室に呼び出して注意します。しかし麻美は自分で制服を引き裂いて大声をあげます。

この件以来、生徒から授業をボイコットされ続ける羽村隆夫(真田広之)でしたが、二宮繭(桜井幸子)だけは出席しています。

それから二宮繭(桜井幸子)を無理やり部活に連れて行こうとする麻美を止めようとした羽村隆夫(真田広之)は、麻美に塩酸を投げつけられます!

第5話「衝撃の一夜」のあらすじ

麻美は繭に「今にあなたも男に幻滅する」と言い残して転校していきました。

繭の親友・直子(持田真樹)は藤村に「食事に一緒に行けばあの時のビデオテープを返す」と言われ食事に行くのですが、返してもらったテープはダビングしたものでした。マザーテープはまだどこかにあるのです・・・。

一方、二宮繭(桜井幸子)と羽村隆夫(真田広之)は映画を観に行くことになるのですが、ある流れから宿泊することになります。

第6話「別れのバレンタイン」のあらすじ

繭の父親・耕介(峰岸徹)の密告があり、隆夫と繭が外泊したことが学校中の噂になってしまいます。繭は停学処分となり自宅で家庭教師の監視にあります。

羽村隆夫(真田広之)は処分保留になりますが、教師をやめることを決心します。

そして、繭の将来のことを考えた隆夫は繭に別れを切り出すのでした。

第7話「狂った果実」のあらすじ

羽村隆夫(真田広之)に別れを告げられた二宮繭(桜井幸子)は、隆夫を忘れるために夜遊びに走ります。

そこに隆夫と藤村(京本政樹)が現れ、捕まりそうになった二宮繭(桜井幸子)はナンパされた男の車に乗って逃げますが、マンションの一室で襲われそうになります。

しかしその部屋の持ち主である亜弓(広田玲央名)に助けられます。

一方、直子(持田真樹)は授業中に倒れてしまい、妊娠していることが発覚してしまいます。

第8話「隠された絆」のあらすじ

教育実習生の里佳(若林志穂)は羽村隆夫(真田広之)に好意を持っていて、二宮繭(桜井幸子)を呼びして隆夫と別れるように言います。

そのことを知った隆夫は怒りを覚えるのですが、その怒りの気持ちは繭を思う愛情から湧いてくることを実感するのでした。

二宮繭(桜井幸子)に気持ちを伝えようと自宅を訪ねるのですが、そこで見たのはとんでもないものでした。

第9話「禁断の愛を越えて」のあらすじ

父娘の関係を知った羽村隆夫(真田広之)は、二宮繭(桜井幸子)を避けています。

一方、二宮繭(桜井幸子)は直子(持田真樹)が暴行されたビデオテープを見てしまいます。

繭は藤村(京本政樹)のロッカーからマザーテープを盗み出して新庄(赤井英和)の机に置きます。ビデオを見た新庄と隆夫は藤村に詰め寄るのですが、藤村はこのことがバレたら傷つくのは直子の方だと開き直ります。

第10話「ぼくたちの失敗」のあらすじ

藤村(京本政樹)に暴力を振るった形になった新庄を「告訴する」という藤村を羽村隆夫(真田広之)は止めようとしますが拒否されてしまいます。

このことで新庄が辞職したことを知った直子(持田真樹)は藤村のところに行き、「事実を自分から暴露してでも負けない」と宣言します。

一方、羽村隆夫(真田広之)と二宮繭(桜井幸子)はデートして楽しい時間を過ごすのですが、繭と父・耕介の関係がどうしても引っかかる隆夫は繭を責めてしまいます。

そして事件は起こります。

最終回「永遠の眠りの中で」のあらすじ

羽村隆夫(真田広之)と二宮繭(桜井幸子)と耕介は家に戻りますが、耕介は2人を家から出すと自宅に火をつけます。それは2人をかばうためでした。

新庄は耕介が焼死したことをニュースで知ります。そこに隆夫と繭が逃げ込んできます。

自首するという隆夫を止める新庄でしたが、警察は隆夫への疑念を深めます。

それから数日後、羽村隆夫(真田広之)は二宮繭(桜井幸子)を故郷の新潟に連れて行くことを約束するのですが・・・。

映画「高校教師」(1993年)のあらすじ

映画「高校教師」のサブタイトルは「もうひとつの繭の物語」です。

ヒロインの名前は繭ですが、ドラマ版とは繋がりのない別の物語として描かれています。

羽野一樹(唐沢寿明)はラグビー次期日本代表候補でした。しかし、試合中の反則行為で親友の牧野に大きな負傷を負わせてしまったために引退することになりました。

そのあと、鎌倉敬和女学院の体育教師として採用されさることになり、水泳部の顧問になります。

ヒロインの柏木繭(遠山景織子)は、鎌倉敬和女学院2年B組の生徒で、寮で生活しています。

母親が繭を出産した時に亡くなったことで、父親から母の死の原因が繭とされていて、そういった環境で人格形成を行なったことから繭は窃盗癖を持っています。

その日も柏木繭(遠山景織子)は学校の近くのコンビニで窃盗をします。そこに一樹が現れて2人は出会い、惹かれ合うことになります。

高校教師(2003年)のあらすじ

1993年版「高校教師」の続編で、ちょうど10年後に制作されていて、物語の中でも10年が過ぎています。

1993年のキャストでは、生徒に暴行をした藤村(京本政樹)だけが出演しています。

第1話「禁断の愛、再び」のあらすじ

町田雛(上戸彩)は、私立日向女子高校に通う学生。明るくて素直な性格です。

ある日、保健室で知り合った同級生で不良の工藤紅子(ソニン)と一緒に繁華街に遊びに行くことになります。

夜の街で紅子と別れた雛は、ゲーセンで遊んでいる湖賀郁巳(藤木直人)と出会います。

その場の流れで郁巳のマンションに来てしまった町田雛(上戸彩)は一瞬不安になりますが、湖賀郁巳(藤木直人)からは「何もしないから朝までただ一緒に眠ってほしい」と言われるのでした。

第2話「先生の秘密」のあらすじ

湖賀郁巳(藤木直人)は町田雛(上戸彩)との出会いは一夜だけのものと思っていたのですが、教師と生徒という形で再会することになります。

湖賀郁巳(藤木直人)は私立日向女子高校の高校教師で数学の担当・水泳部の顧問なのです。

湖賀郁巳(藤木直人)に興味を持った町田雛(上戸彩)は、ある日屋上で郁巳に遭遇します。

そこで郁巳にかかってきた電話から彼には彼女がいて、待ち合わせの約束をしていることを知ります。

待ち合わせ現場に行った町田雛(上戸彩)は、郁巳と恋人の石倉かおり(小島聖)を見つけるのでした。

第3話「眠れないふたり」のあらすじ

ある日授業中に倒れてしまった町田雛(上戸彩)は、郁巳に付き添われて病院に運ばれます。

そこでは湖賀郁巳(藤木直人)と医者の百合子(眞野あずさ)が病状について話しているのですが、それは雛のことではなく郁巳の病状ことでした。百合子は湖賀郁巳(藤木直人)の主治医だったのです。

不治の病気に犯されているのは湖賀郁巳(藤木直人)の方なのですが、断片的に話を聞いていた雛は「自分はもうすぐ死んでしまう病気なんだ」だと思い込んでショックを受けてしまいます。

第4話「哀しいデート」のあらすじ

湖賀郁巳(藤木直人)は町田雛(上戸彩)に嘘をついたままの状態です。

しかし自分が治らない病気に犯されていると勘違いしている雛に対して、郁巳は自分と同じ孤独・不安を雛が感じていることに不思議と感動を覚えます。

町田雛(上戸彩)からデートに誘われた湖賀郁巳(藤木直人)は、雛に嘘をついている罪悪感からデートに付き合うことにします。

一方、紅子はホストの上谷悠次(成宮寛貴)にハマっています。そのことを教師の藤村(京本政樹)に注意を受け、自分から悠次と離れようとするのですが・・・。

第5話「真夜中の対決」のあらすじ

湖賀郁巳(藤木直人)は勘違いしたままの町田雛(上戸彩)から依存されることで心のバランスを保とうとします。

雛は生きている間にいろんなことをやりたい、いちばんに恋愛をしたいと言います。

そう言われた郁巳は自分の甥っ子を紹介するのですが、その行いに雛は拗ねてしまいます。

同じ頃、悠次の思惑に引っかかってしまった紅子は、それが素行問題となってしまい教師の間では退学を望む声まで出てきてしまいます。

第6話「片想いのチョコ」のあらすじ

悠次の行いで、真夜中の学校で気を失ってしまった郁巳。翌朝目を覚ますと保健室でした。

湖賀郁巳(藤木直人)は水泳部の真美(蒼井優)も悠次の仲間だったことを藤村に話します。

真美を呼び出した郁巳と藤村は、悠次が仲間の不良を使って紅子に暴行を振るったことを知ります。

第7話「ふたりが結ばれた夜」のあらすじ

湖賀郁巳(藤木直人)は町田雛(上戸彩)から寄せられる愛が依存から生まれているものに過ぎないとわかっていますが、自分の方が雛に依存しているのではないかと感じ始めています。

雛は雛で郁巳が自分の体を求めてこないことに不満を感じています。

紅子は悠次に貢ぐために水商売をしています。そこに客として通っては自分に授業をして行く藤村(京本政樹)に少しずつ心を開き始めています。

第8話「許せない嘘」のあらすじ

湖賀郁巳(藤木直人)と町田雛(上戸彩)は教師と生徒の一線を越えることになります。

一方、真美(蒼井優)は悠次の仲間から抜けたいと思っているのですが、そのことで悠次に脅されることになり、雛が脳腫瘍である(本当は違います)ことをバラしてしまうのですが・・・。

第9話「壊れかけた先生」のあらすじ

悠次によって雛に嘘をついていたことがバレてしまった郁巳は雛を失ってしまいます。

悲しみにくれていると、そんな郁巳を藤村が心配します。

藤村は郁巳のことを雛に話すのですが、雛は郁巳が自分にしたこと(雛が不治の脳腫瘍だと嘘をついていたこと)を許せないと話を聞こうとしません。

第10話「よみがえる純愛」のあらすじ

町田雛(上戸彩)は自分が湖賀郁巳(藤木直人)に望まれていることをわかっているのですが、郁巳が背負っている死の重さを受け入れることができずに悩みます。

雛から別れを告げられた郁巳は、教師をやめて主治医の百合子と、百合子の別荘で静かに過ごすことを決めます。

最終回「永遠の愛と死」のあらすじ

町田雛(上戸彩)は湖賀郁巳(藤木直人)と一緒にいたいと決意して、2人で東京に戻ることにします。

そんな時、郁巳の携帯に藤村から電話がかかってきます。藤村は紅子を救いたい一心で悠次と対決して、悠次にナイフで刺されていたのです!

高校教師の登場人物・キャスト

高校教師(1993年)の登場人物・キャスト

羽村 隆夫(真田広之)

羽村 隆夫(真田広之)は、主人公で、大学の研究室で三沢教授の助手をしていたのですが、教授の紹介で3ヶ月だけ日向女子高校に赴任することになります。

真田広之さんは2015年から三菱UFJ信託銀行のコマーシャルに出演しているので、なんとなくテレビでもよくお見かけする感じですが、近年は国内ドラマには出演されていません。

真田広之さんは、海外でのご活躍がメインで、社会現象にもなったアメリカのドラマ「LOST」や「ウエストワールド」にも出演されています。

二宮 繭(桜井幸子)

二宮 繭(桜井幸子)はヒロイン、高校2年生で母親は亡くなっていて父と2人で暮らしています。

駅で定期券が切れていたことで駅員に注意されていたところを赴任してきた隆夫に助けられて2人は知り合います。

桜井幸子さんはこの「高校教師」で人気女優になり、その後も同じく野島伸司脚本の「人間・失格~たとえばぼくが死んだら(1994年)」、「未成年(1995年)」にも出演しましたが、2009年に芸能界を引退されています。

新庄 徹(赤井英和)

新庄 徹(赤井英和)は、隆夫の同僚教師で、保健体育を受け持っています。

体育会系で強引なところがあり、口より先に手が出てしまう暴力教師として生徒からは怖がられていますが、愛情深い教師で思いやりがあります。

赤井英和さんは、引越社(アリさんマークの引越社)のコマーシャルでお馴染みですが、みなさんご存知の通り元プロボクサーで「浪速のロッキー」の異名を取るご活躍でした。

藤村 知樹(京本政樹)

藤村 知樹(京本政樹)は、隆夫の同僚で英語教師、テニス部顧問で女子生徒からはモテモテ。

表では良い顔をしながら、実は女生徒に暴行をしてはその現場をビデオに収めるというゲスい行為を行なっています。

京本政樹さんは主役級のカッコいいお侍さんからとんでもない悪役までバチっとこなす俳優さんです。

あのスッとしたお顔立ちからは考えられないようなコミカルな発言をすることもあって、京本政樹さんはバラエティでも人気です。京本政樹さんは柳沢慎吾さんとも交流が深いことで知られています。

相沢 直子(持田真樹)

相沢 直子(持田真樹)は雛の親友、母子家庭で母親はスナックを経営しています。

藤村のファンだったのですが暴行されてしまいます。

このことで思い悩んでいたのですが、新庄と接することで少しずつ自分を取り戻していきます。

憧れの高校教師から暴行を受けるというとんでもない衝撃的な役を演じた持田真樹さんは、放送当時は18歳くらいだったと思いますが、ドラマが終了した後もドラマのキャラの「直子」と呼ばれることがあったそうですよ。

二宮 耕介(峰岸徹)

二宮 耕介(峰岸徹)は繭の父親ですが、有名な彫刻家で、その世界では高く評価されています。

実は病気で余命わずかな状態です。

ひとつのことにこだわりぬく非常に偏った性格で、娘の繭をかなり束縛して歪んだ愛情を注いでいます。

峰岸徹さんはジェームス・ディーンと石原裕次郎に憧れて俳優を志したのだそうです。

のちにご本人(峰岸徹さん)も「和製ジェームス・ディーン」と呼ばれ、東宝映画に出演されていました。

憧れの人の異名をとるって本物の俳優だということですよね。

年齢を重ねてからはあのパッと人目を引く端正なお顔立ちと演技に渋みが加わって、峰岸徹さんは心底味のある俳優として海外でも絶賛されていました。

映画「高校教師」(1993年)の登場人物・キャスト

羽野一樹(唐沢寿明)

羽野一樹(唐沢寿明)は主人公で、ラグビーの次期日本代表候補だったのですが、ラグビー仲間で親友の牧野武志に大きな負傷をさせてしまったことで引退することになりました。

不本意な形で鎌倉敬和女学院の体育教師に就任します。

唐沢寿明さんは、現在は何作品も主役を務める俳優さんですが、1990年代には好青年俳優として人気の若者俳優に数えられていました。

1992年に大ブレイクした「愛という名のものに」でも(こちらも野島伸司作品)、エリートで好青年という役を演じました。

2003年の「白い巨塔」は今でも語り継がれる名作ですね。

私は「利家とまつ~加賀百万石物語~」の序盤で、カブいてるときの唐沢寿明さんも大好きです。

柏木繭(遠山景織子)

柏木繭(遠山景織子)は、鎌倉敬和女学院2年B組の女子高生で、自宅と学校は近いのですが、ある事情があって女子寮で生活していて、長期の休みでも家には帰りません。

父親から母親の死の原因が自分にあるとされていて、歪んだ家庭環境で育ったことから盗癖がついています。

遠山景織子さんは、この映画「高校教師」での演技が高く評価されて、なんと以下の5つの賞を受賞しています。

・第17回日本アカデミー賞新人俳優賞
・第36回ブルーリボン賞新人賞
・第31回ゴールデン・アロー賞映画新人賞
・第19回おおさか映画祭新人賞
・第15回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞

遠山景織子は2020年3月18日に、「相棒18」の最終回(第20話)にもゲスト出演されています。

牧野亮子(鈴木杏樹)

牧野亮子(鈴木杏樹)は一樹が負傷させてしまった牧野武志の妹で、一樹に恋愛感情を抱きますが、繭が現れたことで嫉妬して嫌がらせをしてしまいます。

鈴木杏樹さんは2006年から2019年まで「相棒」で月本幸子役を演じていましたね。
インパクトのある登場、服役、花の里の女将と引退という、この時期の相棒を彩ってくれました。

高校教師(2003年)の登場人物・キャスト

湖賀 郁巳(藤木直人)

湖賀 郁巳(藤木直人)は主人公で、数学の高校教師で水泳部顧問をしています。

実は湖賀 郁巳(藤木直人)は脳腫瘍を患っていて、余命幾ばくかという状態です。元々はエリートとして将来を嘱望されていたのですが、自分の運命から逃避する流れで教師の道を選びました。

雛に惹かれて、だんだんと依存していきます。

若い頃に輝いている俳優さんの中には「この俳優さん、年齢を重ねたらさらに良くなるだろうなぁ」と感じる人もいますが、藤木さんはまさにそういった俳優さんのひとりではないでしょうか。

藤木直人さんは2017年に公開されたピクサー長編映画の「リメンバー・ミー」ではガイコツのヘクターの吹き替えで、素敵な歌も披露してくれました!

町田 雛(上戸彩)

町田 雛(上戸彩)は主人公、高校2年生で、とても純粋な女子高生で、孤独な郁巳の心を満たして希望を与えていきます。

とてもとても2児の母には見えない上戸彩さん!

映画でも良くお見かけする気がしますが、意外なことに最後の映画作品は2017年の「昼顔」の木下紗和役です。(それでも3年前なので近年ですね。)

工藤 紅子(ソニン)

工藤 紅子(ソニン)は雛の同級生。学校では不良扱いで孤立していて、雛が唯一の友達。ホストの悠次にのめり込んで貢いでいます。

ソニンさんは、現在はテレビではあまり見かけませんが、舞台で活躍されています。

2020年には太宰治の未完の小説「グッド・バイ」から着想を得た舞台KERA・MAP公演「グッドバイ」にも出演しています。

上谷 悠次(成宮寛貴)

上谷 悠次(成宮寛貴)は、紅子にひどい扱いをするホスト、世の中をゲームだと思っていて快楽を求め続けます。

成宮寛貴さんは芸能界で大活躍しているその真っ最中に引退されることになり、ファンからするととても残念です。

2020年には水嶋ヒロさんのインスタライブで急遽コラボ出演されたことがネットで話題になりました。

高校教師を視聴した方々の口コミ

過激なドラマとして今も名を残す「高校教師」を視聴した人の口コミを、評判が良いものと良くないものに分けてご紹介します!

高校教師(1993年)の口コミ

▼評判が良い口コミ
・現在のドラマではとても放送できませんが、考えさせられる良いドラマだと思います。
・出会ってよかったと思えるドラマです。主役2人の演技に引き込まれます。
・繭の明るさと心の闇がすごくよく表現されていたと思います。ラストシーンも衝撃でした。
・真田広之、赤井英和、京本政樹。この組み合わせ、今ではありえないです!野島さんの脚本も最高です。
・次から次に起こる展開に見入ってしまいます。
・京本政樹のクズっぷりがすごいし、それを暴れまくって倒す赤井英和もすごい。
・世界観が独特で、ものすごく引き込まれます。

▼評判が悪い口コミ
・1993年の放送当時、うちでは視聴禁止だったので動画配信サービスで見ました。現代の学校でこんなことがあったらSNSで即拡散でしょうね。
・放送当時は切ないドラマと思っていましたが、見返してみると全然違いました。繭も一方的な被害者じゃないし純粋でもありません。
・動画配信サービスで視聴しました。すごく気持ち悪いです。

映画「高校教師」の口コミ

▼評判が良い口コミ
・過激な作品と思っていたけど、切なくて良い映画でした。
・誰もが癒されたい、愛されたいと思っています。そういう切なさが伝わってきます。
・高校教師とJKの恋バナと思っていたら全然違いました!すごい映画で飽きずに見られます。
・森田童子の曲が本当に良いです。主人公の絶望感や怒りが伝わってきます。
・当時の唐沢さんがすごく良いですし、遠山景織子さんには本当に引き込まれます!

▼評判が悪い口コミ
・キモい人が教師と生徒の恋愛を妄想してるみたいで、ツッコミどころが満載です。
・訳がわからない映画でした。教師が女子高生を性的に見てる時点で気持ち悪いです。
・ドラマの方が面白かったです。
・役者の心情と、心情からとる行動のバランスが悪くて違和感がすごいです。

高校教師(2003年)の口コミ

▼評判が良い口コミ
・恋愛と依存とかテーマが重いのですが、何度か見ると隅々まで作り込まれることがわかります。
・上戸綾さんの透明感のある演技が良いですね。学生なのに包み込んでくれる優しさもあります。
・私の中ではいちばん好きなドラマです。
・すごく重い内容ですが引き込まれます。ラストもすごく良いです!

▼評判が悪い口コミ
・話の闇が深すぎて毎回のお話がしんどいです。最後まで辛すぎます。
・教師の身勝手な嘘とクズみたいなホスト、当時はこれがおもしろかったのでしょうか??
・登場人物がみんな自分勝手すぎてイライラします。脚本が自分に合いませんでした。
・みんなが依存していて、なんか全体的に気持ち悪いドラマだと思います。

高校教師の口コミに対する私のコメント

「高校教師」として製作された3作品は、それぞれテーマとなっているものが異なるので一括りにはできないのですが、私が口コミを読んでいて感じたのは、退廃的、背徳感、依存、教師と生徒の恋とかそういったタブーだけど冷たく美しいと人が感じがちなもの、美学と言えるものにハマった人は絶賛してるのかな?ということ。

あの森田童子さんのささやくような歌声もあって、初めて見た人全員が「なんなんだ?このドラマは?」と思うはず。

脚本家の野島伸司さんは1993年版「高校教師」を製作するにあたって、「ギリシャ神話のような作品を作りたい」というコメントをしています。

ギリシャ神話には、みんなが思いつくような、世界の始まりや神々のスケールの大きい戦い、英雄、精霊なども登場するのですが、神様同士の近親相姦や強姦も頻出します。

ただそれがテーマではなく、神様がまるで人のように思い悩んで愛憎劇を繰り広げるところもギリシャ神話の要素になっています。

「高校教師」は、金曜日夜のドラマにしてはダークなテーマです。最初はプロデューサー陣も難色を示すのですが、この野島さんの考えに共感して、繊細かつ透明感のある作品を目指したのだそうです。

たぶん、今視聴すると当時以上にセンセーショナルであることは間違いありません。

不快に思うシーンもあると思いますが、そういったもの全てに蓋をするのではなくいろんなものに刺激を受けて何かを感じることは大切なことだと思います。

気になったタイミングで「高校教師」を視聴してみてはいかがでしょうか?

高校教師の主題歌や挿入歌について

1993年版と映画版では、主題歌が森田童子「たとえばぼくが死んだら」、挿入歌が同じく森田童子「ぼくたちの失敗」でした。

93年当時の「高校教師」時代の人にとっては、「この曲あってこその高校教師」と感じている人も少なくないはずです。

優しく物悲しい伴奏に乗せてささやくように歌われるこの2曲も、ドラマのヒットとともに大きな話題になりました。

森田童子さんは本名も非公開で、特徴的なカーリーヘアにサングラス、ライブでもお顔を見せることはなかったそうです。

2003年版では「僕たちの失敗」に加えて、森田童子さんの「淋しい雲」「君と淋しい風になる」「ぼくと観光バスに乗ってみませんか」の3曲も使用されています。

高校教師の脚本について

「高校教師」に原作の小説や漫画はなく、脚本家・野島伸司氏の企画・脚本になります。

「高校教師」は毎週金曜夜10時から放送されていたのですが、この時間にテレビをつけたら、同性愛・強姦・近親相姦・自殺・男性教師と教え子の恋愛・・・と、タブーとされることの連発だったわけなので、批評も多かったようですよ。

現代で金曜日の夜にこういうドラマが放送されてたら?と想像すると、確かに濃すぎるように感じますが、だからこそ27年経っても印象に残っている人が多いドラマなのでしょうね。

高校教師の映画化について

「高校教師」の映画は1993年に公開された映画「高校教師」の1本です。

ドラマで製作された2シリーズは舞台となる学校も同じで、2003年版では京本政樹さん演じる藤木先生だけが10年前の事実を知っているという設定になっています。

しかし、映画はこの2作品との関連性はありません。遠山景織子さん演じる柏木繭の「繭」という名前だけが共通していますが、名前が同じというだけで設定は全く異なります。

この映画版「高校教師」も U-NEXT で視聴できますよ。

高校教師のロケ地について

1993年版と2003版「高校教師」の舞台となった日向女子高等学院は千葉県千葉市稲毛区の「日本基督教短期大学」が使用されました。

ただ、2008年に廃校となって、ドラマに登場した校舎は取り壊しとなっています。

日向女子高等学院の最寄駅は東京都三鷹市井の頭の「京王井の頭線井の頭公園駅」です。

繭(‘93)と雛(’03)たちの通学路として井の頭公園駅付近のガードもよく登場していました。

隆夫と繭が新潟県長岡行きの電車を待つシーンに登場する駅は、新潟県柏崎市青海川の「JR信越本線青海川駅」で、脚本家・野島伸司氏の出身地にあります。

「高校教師」のドラマでは曇り空に雪も積もっていて物悲しい雰囲気ですが、実際はまるで海の真上にあるような駅で景勝地としても知られています。

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